『あなたのTシャツはどこから来たのか?』 ファストファッションの代償と私たちのできること。
2014年4月、バングラデシュの縫製工場で起こった事故は記憶に新しいです。
つい先日も、7月4日、中国の縫製工場でも大きな事故で、多数の労働者が犠牲となった。
私たちは、より安く、大量に買うことに慣れてしまっているのではないでしょうか。そこにどんな代償があるかには関係なく、 消費は、安ければ安いほど活発になる。
あなたの服はどこからきたのか?
あなたは、自分の着る服がどこから来て、誰が作ったものか、考えたことがありますか?
その服を作った人は、アジアの工場で1日に16時間もミシンを踏み、月に2日しか休みがないのに、わずか2000円程度の月給しかもらえていないかもしれない。
その服の原料となるコットンを栽培するために大量の農薬が使われて、土や水が汚染されたり、農家の人々が身体を壊しているかもしれない。
ふだん着ている服が、途上国の環境や貧困の問題とつながっていると聞いて驚く人は少なくありません。
こちらの記事では、
中国、ベトナムやミャンマー、バングラデシュのあとは、
アフリカに生産工場を移行していくことについて書かれています。
物質的に豊かになった現代。
これ以上、安く大量に生産することに意味はあるのでしょうか。
タグは、すべてを語らない。
○○製と書かれたその「タグはすべてを語らない」のである。
服だけではない。
ふだんあなたが何気無く口にしているもの、ふだんあなたが何気無く使っているものはすべて誰かの犠牲によって作られているのかもしれないのである。
「ファストファッション」
「ファストフード」
に代表される、大量生産、大量消費の社会による代償は大きい。
ふだんの買い物ひとつひとつ振り返ってみましょう。
関係のない人は一人もいないはずです。
#FashRev #whomademyclothes
ファストファッションを知るうえで、必読の1冊です。